エスエスモール工法
※情報提供元:ジオリード協会
エスエスモール工法概要
エスエスモール工法は、掘削部の切羽安定を図りながら、テールボイドの形成により 長距離・急曲線を低推力で施工できます。 巨礫破砕型掘進機・分割回収型掘進機・小立坑回収型掘進機・超急曲線専用掘進機を揃え、 あらゆる施工に対応できます。
エスエスモール工法の特徴
- テールボイド内に高濃度泥水を充満加圧させることで管外周面抵抗値を低下させ、長距離推進を実現する。
- 高濃度泥水による圧力バランスが良好なため、地盤に与える影響が他工法に比べ極めて低い。軟弱地盤から玉石層まで広範囲の土質に対応可能。
- 排出方法は、切羽から機内までは圧力差圧と高濃度泥水の流動性を利用、機内から坑外までは真空吸引装置により流体輸送する。
- 標準機は、玉石を丸ごと取り込み、呼び径の1/3まで対応出来る。巨礫対応型は、呼び径の100%まで対応可能。
- 15Rの超急曲線推進が可能。
- 1スパン元押しのみで、500m程度の長距離推進が可能。
- 推進設備がコンパクトなので、狭い仮設ヤードでの施工が可能。
- 発進、到達以外で補助工法を必要としない。
- 掘進から固化処理までをシステム化。
- 経済効率が高い。
- 分割回収型エスエスモールにより、小立坑施工が可能。