FWG屋上緑化工法
特許:第3751214号
平成14年03月 平成13年度佐賀県産業ビジネス大賞優秀賞受賞
平成14年11月 (社)土木学会環境工学委員会新技術プロジェクト賞受賞
平成15年10月 SAGAマーケティングプラザ選考
平成16年06月 (社)全国建設業協会・環境委員会「表彰:地球と人にやさしい施工事例」
平成14年11月 (社)土木学会環境工学委員会新技術プロジェクト賞受賞
平成15年10月 SAGAマーケティングプラザ選考
平成16年06月 (社)全国建設業協会・環境委員会「表彰:地球と人にやさしい施工事例」
FWG屋上緑化工法とは
ヒートアイランド現象の緩和や生態系の回復を目的とし、保水性に優れたミラクルソルを使用することにより、ビルの屋上など人工建造物に薄層で軽量な緑化を実現する工法です。
屋上緑化による効果
- 室内温度の低下
夏期の室内温度を約3℃低下させるといわれており、夏期のエアコン使用による電力消費量を低減し、ヒートアイランド現象を緩和します。 - 騒音の低下
植物が音を吸収し、街を静かにしてくれます。オフィスや学校・病院などの環境の創出につながります。 - CO²の吸収
植物はCO2や窒素化合物、ディーゼル粉塵鉛等の有害物質を吸収しますので、地球温暖化や大気汚染を緩和します。 - 建物を守る
紫外線や酸性雨、温度差による膨張・収縮等、建物を劣化させるさまざまな要因から守ります。 - 雨水の確保
ミラクルソルの保水部と植生マット部を保水層とすることにより、かなりの量の雨水を貯留できるため、集中豪雨に対応でき、都市型洪水を防ぎます。 - 憩いの場へ
緑には疲労やストレスを解消する効果があります。精神的にもリラックスでき、安らぎ感が与えられます。屋上緑化は人々の生活環境の憩いの場として活用できます。
屋上緑化の断面
FWG屋上緑化工法の断面図
ミラクルソルを用いた製品の厚さと重量(1m²当り)
使用製品 | 厚さ (cm) | 乾燥密度 (g/cm³) | 乾燥重量 (kg/m²) | 湿潤密度 (g/cm³) | 湿潤重量 (kg/m²) | 備考 |
培養土 | 5 | 0.60 | 30 | 0.75 | 37.5 | 有効水分量 450リットル/m³ |
吸出し防止マット | - | - | - | - | - | 軽量なので重量は無視できる |
ミラクルソル | 5 | 0.20 | 10 | 0.40 | 20.0 | 排水と保水を兼ねた層 |
防根シート | - | - | - | - | - | 軽量なので重量は無視できる |
芝 | - | - | 18 | - | 18.0 | |
合計 | 10 | 58 | 75.5 |
「当社社屋」施工例 (平成13年9月施工)
施工前(約80m2)
施工後9年経過
「民家」施工例 (平成14年6月施工)
施工前(約100m2)
施工後1年2ヶ月経過(H15.8)
芝の目地が角成、全体的に芝が根付いてツタがフェンスに上っている生育状況の様子がよく分かる。
「リサイクルプラザ」施工例 屋上(平成16年2月施工)
施工直後
施工後6年2ヶ月経過
「リサイクルプラザ」施工例 2階露天風呂(平成16年2月施工)
施工直後
施工後6年2ヶ月経過
「唐津市民病院きたはた」施工例 (平成17年2月施工)
施工前 (450m2)
施工後4年6ヶ月経過
「アイランド花どんたく」施工例 (平成17年8月施工)
施工前
施工直後
「3階建て住宅ビル」施工例 (平成20年5月施工)
施工前
施工後5ヶ月経過