平成29年度第18回
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平成29年5月9日、東京都千代田区にあるKKRホテル東京にて、平成29年度(第18回)ミラクルソル協会総会が開催された。総会は、元参議院議員の陣内孝雄先生はじめ、全国各地の協会員が参加した。ミラクルソル工法普及活動などを盛り込んだ平成29年度の事業計画を決定した。佐藤直良氏(元国土交通省事務次官)の特別顧問への就任も承認された。原裕理事長(日本建設技術(株)社長)は、協会を設立して18年が経過したがミラクルソルはまだまだ伸びる工法であり、環境対策はまだまだこれからであり、今後も新しい工法を開発していきたい。さらに北陸や東北など普及エリアの拡大にも取り組んでいくと挨拶した。
特別講演では、砂防・地すべり技術センター専務理事兼砂防技術研究所 所長 大野宏之氏が「地震と土砂災害」と題して、熊本大震災をはじめ、過去の大震災と土砂災害の事例を示し、防災・減災対策、老朽化対策等への課題について対応策を説明された。
ミラクルソル工法関連説明(CPDS認定)では、原理事長が1年間のミラクルソル協会の活動を報告し、「建設業と農林水産業の連携シンポジウムでの発表」ミラクルソルによる有明海再生と間伐材利用の軟弱地盤対策について説明された。
次に荒木教授(佐賀大学)は、「水環境におけるミラクルソル関連技術の最近の動向」と題して、ミラクルソルの水質浄化における物理的浄化・生物化学的浄化について適用力の高さを強調した。さらに、ミラクルソルの進化形としてゼオライトミラクルソル、ハイブリット吸着材の浄化特性を解説し、汚染土壌や汚濁水質などへの適用性を説明された。
企画情報推進本部 課長 安田 功 記
建通新聞東京(2017.5.11)
佐賀建設新聞(2017.5.13)
建設通信新聞(2017.5.17)
原理事長(日本建設技術(株)社長)
佐藤直良氏(元国土交通省事務次官)
砂防・地すべり技術センター専務理事 兼
砂防技術研究所所長 大野宏之氏
原理事長(日本建設技術(株)社長)
荒木顧問
陣内最高顧問