「FWG・ウッドチップ工法&MBSS工法」技術研修会及び現場見学会 |
概要
平成24年2月14日(火)、平成23年度第17回「FWG・ウッドチップ工法&MBSS工法」 技術研修会及び現場見学会をミラクルソル協会の主催で開催した。 国交省や県・市の関係者をはじめ、佐賀県内の建設会社、 コンサルタント、ミラクルソル協会会員を含む約160名が出席した。 ミラクルソル協会理事長の原裕(当社代表取締役)が挨拶を行い、 「ミラクルソル協会が設立して12年が経ち、現在では21の工法技術を発信している。 新工法である、当社で開発した人工ゼオライトとハイドロタルサイトを併用した リン回収システムの実証試験を、今月から佐賀市で開始する。 今年も私が主催した講演会は9回になり約1,200名の方々に参加してもらった。 今後も研究を重ね技術研修会等を開催し、24年度も情報発信できる機会を設けていきたい。」と述べた。
場所
佐賀市富士生涯学習センター
国道323号(富士バイパス)
FWG・ウッドチップ工法 約1155m2、
MBSS工法(岩盤のみ) 約150m2
MBSS工法(岩盤のみ) 約150m2
技術研修会
1. 「FWG・軽量盛土工法の設計施工事例とFWG・屋上緑化工法の新しい開発」
ミラクルソル協会 技術積算委員 牛原 裕司(当社技術研究所主任)
FWG・軽量盛土工法は、非吸水性ミラクルソル(吸水率10%以下、表面への付着程度)を
用いた環境配慮型の工法であり、荷重・土圧軽減を目的としている。
施工事例を通して自立壁や埋設管基礎などの各種構造体に対しての適用可能な範囲について解説を行った。
また、FWG・屋上緑化工法は吸水性ミラクルソル(吸水率100%以上)を
土壌と保水層に用いた薄層で軽量な屋上緑化工法である。
今回、土壌の無機化の開発を行い、吸水性ミラクルソルのみによる60kg/m2以下の
FWG・屋上緑化工法を開発した経緯と特性についても説明を行った。
2. 「ガラス廃材を再資源化した多目的環境材料ミラクルソルの活用技術」
―環境緑化工法 FWG・ウッドチップ工法&MBSS工法―
ミラクルソル協会理事長 博士(工学) 原 裕(当社代表取締役)
ミラクルソルは、ガラス廃材を再資源化した多目的環境材料である。
その開発の背景と目的及び製造方法や材料の特性を説明した。
また、吸水性ミラクルソルを用いた環境緑化工法(ミラクルボール緑化、サークルボード緑化工法、
FWG・ウッドチップ工法、MBSS工法)に関する設計・施工方法について、
他工法と比較した経済性や優位性についての解説を行った。
そのほか、海外12カ国(ベルギー・中国など)でも利用されている水環境工法やミラクルソル商品
(FWG・ウォータークリン・ミラクルメディア、ミラクルキャッチャー、ミラクルアロマ)についても説明を行った。
企画開発戦略本部 技術研究所 内布竜矢 記
受付
会場
原社長による挨拶
牛原主任による講演
原社長による講演
現場見学会の説明状況(下平副部長)
植生基盤材(FWG・ウッドチップソイル)
吹付状況1
吹付状況1
植生基盤材(FWG・ウッドチップソイル)
吹付状況2
吹付状況2
キーワード:
ミラクルソル,ガラス廃材,再資源化,発泡廃ガラス,FWG,斜面緑化,岩盤緑化,緑化基盤工,ミラクルボール緑化工法,MBSS工法,伐採樹木の有効利用,FWG・ウッドチップ工法,人工ゼオライト,リン回収