スルーリング工法
※情報提供元:スルーリング工法協会
スルーリング工法技術の概要
現在 使用されているパイプラインは、老朽化が進んでおり、特に内部腐食、クラック、接合部からの漏水、浸入水等の多くの問題を抱え、早急な修繕及び再構築が必要です。スルーリング工法は、このような多くの問題を抱え老朽化したパイプラインを非開削で更生する技術です。
スルーリング工法の特徴
- 国内で開発された技術であり、安定した品質の材料、施工の提供ができる。
- 非開削で老朽管の機能回復・耐用年数の向上・補強ができる。
- 目的・条件により構造設計を行い、目的に応じた老朽管の更生ができる。
- 老朽管の問題点(腐食・クラック・浸入水や木の根の侵入、等)を完全に解決できる 。
- 更生管厚を調整することにより、自立管・二層構造管に対応することができる 。
- 下水道管(取付管と本管接合部を含む。)を一体化更生することができる 。
- 特殊施工(大径管、内圧管、曲がり及び急勾配配管、等)ができる。
スルーリング工法適用範囲(下水道)
管種 | 鉄筋コンクリート管、陶管 | ||
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管径 | 本管 | 反転 | 呼び径 200~1,200 |
形成 | 呼び径 200~800未満 | ||
取付け管 | 呼び径 100~200 | ||
施工延長 | 本管 | 反転 | 呼び径 200~800未満 140m |
呼び径 800~1,200未満 80m | |||
形成 | 呼び径 200~800未満 90m | ||
取付け管 | 15m |
スルーリング工法適用範囲(上水道・農業用水・工業用水)
管種 | 鉄筋コンクリート管、陶管、鋼管、塩化ビニル管など |
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管径 | φ75~φ1,800mm |
施工延長(1回) | φ700 400m(実績より),φ800 350m(実績より) |
内圧 | 使用圧力 0.5MPa,設計圧力 1.0MPa |
外圧 | 10m水頭(0.1MPa) |
スタンダードタイプ | ポリエステルフェルト 100% |
高強度タイプ | グラスファイバー複合 ポリエステルフェルト |