ホタルが舞うビオトープに
ミラクルソル採用

　この度、ミラクルソルがビオトープに採用された。 企画・設計・施工を行ったのはミラクルソル協会員である西鉄グリーン土木で、 現在ホタルの舞うビオトープに力を入れている。 ビオトープでのミラクルソルの役割は、 ミラクルソルが持つ多孔質と比表面積が大きい特徴を利用した水質浄化である。 ミラクルソルは、その他、ダム流入河川の水質浄化やせせらぎ水路の浄化、 水産養殖のろ過材に数多く採用されている。
　このビオトープは、水循環系にミラクルソルを生物ろ過材として使用し、 水質浄化を行うようにしている。 現在、このミラクルソルを用いたビオトープは既に6現場完成しており、水質も良好な状態である。
　ビオトープに多孔質ろ過材ミラクルソルを用いる効果としては、 物理的吸着と生物膜浄化にあり、水質を長期にわたり良好に保つことができ、 ホタルや生物の生息に適している。
　今後とも、ホタルが生息する水辺空間の創出に、ミラクルソルが貢献できるように取り組んで行きたいと思う。

企画開発戦略本部　技術研究所　松尾保成　　記

博多駅屋上ビオトープ（H23年2月竣工）
水量約160L（ミラクルソル70L使用）
水質：透明で良好（写真右上は水田）

大野城市月の浦（H22年3月竣工）
水量約16000L（ミラクルソル約1600L使用）
水質：透明で良好

長崎材木店（H21年10月竣工）
水量約1100L（ミラクルソル200L）
水質：透明で良好