安全祈願祭

 令和6年1月4日(木)、エントランスホールにて安全祈願祭が執り行われた。 祈願祭には日本建設技術(株)の社員をはじめ、(株)ニッケン、(有)建設環境エンジニアリング、(有)大和地研などのグループ会社および、関連各社の貴建設(株)から約70名が参加した。昨年を無事に過ごせたことへの感謝と今年一年を安全に過ごせるように祈願した。祈願祭の後、当社代表取締役の原裕が年頭挨拶を行った。

<年頭挨拶>
 2024年、新年あけましておめでとうございます。本年も、安全・健康で仕事ができるようによろしくお願い致します。新型コロナも大分落ち着いてきたが、昨年頃からまた新しいウイルスが佐賀県にも上陸しているようなので是非気をつけて過ごしてほしい。

 今年の1日は、能登半島を震源とする震度7の大きな地震。1日から地震が起きたと思ったら、2日の日は海保の飛行機にJALの飛行機が衝突していた。今日の新聞に、アメリカのBBC放送で379名が全員18分で脱出できたのは奇跡だと記載されていた。1日2日でこのような出来事があったが、わが社は安全を確保して健康で行ければと思う。

 昨年は様々な場所でプレゼンや講演会を行った。7月に京都大学でミラクルソルの材料の説明を行い、それから3カ月後に、材料委員会の委員になっている。ミラクルソルのPRになればと思い、引き受けている。12月11日には防衛相でプレゼンを行い、その後ディスカッションを行った。ミラクルソルの材料の発注があるかどうかはわからないが、提案する事ができた。今月17日に地すべり学会との意見交換会がある。翌日に、防衛相への新年の挨拶に行くつもりだ。

 地震で石川県を中心にかなりの斜面・道路・家屋の被害がかなり発生しており、死者が70数名とあり、今後も増えるかと思う。唐津の浜玉の今坂地区でレッドゾーンが指定されているが、昨年の7月に斜面崩壊がおこり、3人亡くなられ、1人は250km程離れている北九州沖で見つかっている。レッドゾーンを解除していく必要があり、京都ではレッドゾーン解除の工事をやっている。レッドゾーン解除の工事は我々民間あるいは産学官でやっていく必要があるのではないかと思う。佐賀県だけで2,000箇所以上のレッドゾーンがある。これを全国となると予算が難しい所があるので、人的被害が出ないような対策を国交省砂防部にお願いしている。

 斜面防災対策技術協会の会長を3年やっているが、東京行くのが増えた。毎年フォーラムを行っており、今年は10月31日に唐津シーサイドホテルで行う事が決まっている。地盤は強くなる事はなく、雨が降れば降るほど弱くなる。これは、温暖化による気候変動に一因がある。防衛相でプレゼンした緑化やFWG透水性舗装工法を、少しづつでもやっていかないといけない。アメリカとオーストラリアと韓国に、昨年の11月特許出願を行っている。当社にはプサン出身のソル社員が在籍しており、彼の父も商社をされており、PRを頑張ってもらているので韓国でも採用してもらえればばと思う。

 今年は辰年ということで、古来より伝説の生き物”龍”。(権力者・正義)と信用の象徴として扱われてきた。この新たな1年に健康長寿のご利益がありますようお祈り致します。会社としても、今年一層の飛躍があるようにみなさんにお願い申し上げて、私の挨拶と返させて頂きます。

安全祈願祭の様子1
安全祈願祭の様子1
安全祈願祭の様子2
安全祈願祭の様子2
安全祈願祭の様子3
安全祈願祭の様子3
原社長による年頭挨拶の様子1
原社長による年頭挨拶の様子1
原社長による年頭挨拶の様子2
原社長による年頭挨拶の様子2
今年二十歳となる脇山社員へのお祝いの様子
今年二十歳となる脇山社員への
お祝いの様子
キーワード:
安全祈願祭,社内
ミラクルソル工法 特殊工法